企業に求められるBCP

BCPとは

BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。
(平成18年2月 経済産業省中小企業庁 中小企業BCP策定運用指針)

BCPの特徴

緊急時に倒産や事業縮小を余儀なくされないためには、平常時からBCPを周到に準備しておき、緊急時に事業の継続・早期復旧を図ることが重要となります。そこでは、次のような特徴があります。
  1. 優先して継続・復旧すべき中核事業を特定する
  2. 緊急時における中核事業の目標復旧時間を定めておく
  3. 緊急時に提供できるサービスのレベルについて顧客と予め協議しておく
  4. 事業拠点や生産設備、仕入品調達等の代替策を用意しておく
  5. 全ての従業員と事業継続についてコニュニケーションを図っておくことにあります。

緊急事態発生時から企業の事業復旧に対するBCP導入効果のイメージ
緊急事態発生時から企業の事業復旧に対するBCP導入効果のイメージ
( 参考:平成18年2月 経済産業省中小企業庁 中小企業BCP策定運用指針 )

BCPの作成の方法

中小企業がBCP(事業継続計画)を作成するには、中小企業庁が定める、「中小企業BCP作成運用指針」に従って作成するのが便利です。企業の規模や、策定レベルにより、初級・中級・上級と定めています。
ぜひ、活用をお勧めします。

本指針で用意している3通りのコース
コース 説明 BCP策定に要する
日数の目安
基本コース BCPの策定・運用を始めようとする多くの経営者向けのコースです。
経営者の頭の中にある考えをBCPサイクルに沿って整理し、BCP様式類を記入して下さい。
経営者1人で延べ
1〜2日程度。
中級コース BCPの策定・運用について、理論を学びつつ確立したい経営者にお勧めします。
本コースでは、BCPサイクルに沿って、体系的にBCPの策定・運用、予習を行います。
経営者1人で延べ
3〜5日、経営者と
サブリーダー含め
数人で2〜3日。
上級コース 中級コースでBCPを策定・運用済みの経営者が、複数の企業と連携して取り組んだり、より深い分析を行ってBCPを策定・運用したりするためのコースです。
本指針で紹介する各種資料を参考にしつつ、独自のBCP構築を目指して下さい。
経営者とサブリー
ダー含め数人で
延べ1週間程度。
※BCPの策定に限った日数の目安ですが、会社の規模や事業内容、事前対策の選定内容等によって変動します。
また、別途、BCPの運用(教育訓練や計画見直し)にも取り組むための時間が必要となります。

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