コラム

その備蓄、「備え」は足りていますか?

ソナエル
備蓄

「どんな備蓄をされていますか?」
お客様にお尋ねすると、「水・食料・毛布等、一通りはしているんだけどね」と、少し自信のない返答が多いように感じます。
皆さん充分でないと考えているようですが、その理由はどこにあるのでしょうか?

そもそも企業は何のため、誰のために備蓄をするのか?

日本には、災害対策基本法に基づき中央防災会議が策定した「防災基本計画」(H27.07.07修正)があります。また、それぞれの地域にも特色に合わせた防災計画があり、東京都には東京都地域防災計画(東京都防災会議H26修正)があります。
その震災編に、災害時に企業が果たす役割として、「生命の安全確保、二次災害の防止、帰宅困難者対策、事業の継続、地域貢献・地域との共生」が挙げられています。それらを実現するために、従業員のみならず、施設利用者(お客様)や地域の人々を保護する事が求められています。
また備蓄品目や、量については「大規模地震の発生に伴う帰宅困難者対策のガイドライン」(H27.03 内閣府)の中で、従業員のために、水・食料・毛布・その他を3日分、またお客様や地域の人々のために、従業員の備蓄量の10%を準備するよう求められています。

備蓄の目的や必要量などは防災計画やガイドラインからわかりました。では、これに沿って物品を購入し、倉庫に蓄えておく。これで防災備蓄はできたのでしょうか?

災害時を想像する

災害時

想像してみてください。
あなたはとある企業の総務で、全社の防災を担当しています。自社には複数の支店があり、そのうちの1つが被災しました。
被災した支店は、ビルの10Fにテナントとして入居しています。人的な被害はないが、電気・水道・交通などインフラがストップしてしまい、従業員は帰宅困難者として3日間オフィスに留まることとなりました。
あなたは防災用品の備蓄に家賃の安かったビルの地下倉庫を指定していました。支店の従業員はなんとか階段で地下倉庫まで降りたものの、備蓄品は本社から支給された段ボールがそのまま積み上げられているだけで、誰にも使い方がわからない‥‥。
読んでいて冷や汗がでますね。
備蓄がただの「蓄え」でない所以がここにあります。「備え」あっての備蓄です。あなたは防災担当者としてどんな「備え」をするべきだったのでしょうか?

「備え」あれば憂いなし

私はお客様が備蓄に対して自信なさげであった原因はここにあると考えています。
もうお気づきかもしれませんが「備え」とは備蓄品が実際に使えるように、きちんと準備しておくことを指します。

●保管場所‥‥例のように一箇所に固める、また離れた場所に保管すると、取りにいけなくなるリスクが高まります。できれば執務室内の手が届く場所に保管しましょう。 
●置き方‥‥箱を積み上げておくと、荷崩れの危険性があります。棚などを用意しましょう。
●伝え方‥‥誰にでもわかりやすい工夫。箱1つ1つに統一した表記の張り紙などするとわかりやすくなります。
●物品の準備の仕方‥‥例えばトイレ。非常用トイレ、トイレットペーパー、汚物保管用品など、用意はしてあるものの保管がバラバラで、すぐに使用できない。まとめて1つの箱に用意しましょう。

防災用品は複数のメーカーから買い集められることが多いので「寄せ集め」になってしまい、担当者以外にはわからなくなってしまうケースを見かけます。
実際の使用を考えると、もう一手間、二手間必要なようです。
今一度「備え」の視点で、備蓄を見直してみませんか?

目指したのは、誰にでも使いやすい防災備蓄

ソナエル

オフィスの防災備蓄に最適な防災用品をセレクトし、災害時下での使用を考えて、パッケージにしました。
ずっとオフィスのことを考えてきたコクヨだからできる防災用品です。

  • 棚にぴったりのサイズだから、オフィス内の備蓄に最適
  • 災害時、初めて見る人でもわかりやすいよう、内容物をアイコンで表記
  • オフィスでの防災用品として適したものをセレクト

出典元:コクヨ株式会社 オフィスのチカラ